墨田区といえば皆さんは何をお考えだろうか。
じつは墨田区にはコアなスポットが多々あると、この日知ることになる。 土曜だったか。 ユメジ、ムーとで能・狂言を観に行く。 文化系な休日の過し方。 場所は水道橋駅から徒歩数分、宝生能楽堂。 ◆能 演目は「通小町」。 なかなかわかりにくい内容だったが 恐らくシテが素人だったため後ろの鼓に圧倒されてか緊張してか 声がほとんど聴き取れなかった。あと 観ている我々が素人というのが挙げられるw ◆狂言 演目は「梟」。 これはわかりやすかったし、おもしろかった。 狂言はとくに歌舞伎や能と比べて比較的くだけた感じ。 ジャンルとしては「笑い」だからね。 そのあとは墨田区「小さな博物館ツアー」を決行。 多くの施設が無料で入れるうえ、他ではなかなか見られない マニアックなテーマに沿ったものが多くみられる。 ◆桐の博物館 桐の箪笥などの作品を展示。 世界で1本しかない桐のギターなど展示されていた。 ◆ブレーキ博物館 かつてアイルトン・セナを目指していたムーがここをプッシュ。 どうみても小さな会社。その2階にあった。 車のブレーキなどが展示されていて、係の人はかなり丁寧に説明してくれた。 これは新幹線500系「のぞみ」に使われているブレーキ部品らしい。 1つ100万円。これが各車両に数個ずつつけられて 総額は1憶を超える。しかし人命を考えれば、けして安くない値段だそうだ。 なんだかタモリ倶楽部みたいになってきた。 ABSというブレーキに付属するシステムを体験できる設備。 面白い。面白いがABSという3文字略語はこの世から是正すべきだと 私は常々思っている。 おみやげにブレーキパッドを1人1個ずつくれた。 カバンにつけてみたら、「お、これはオサレ♪」 いま小生のカバンには スバルSUMBERのブレーキパッドパッドがついてます。 なんだかバナナっぽい。 ◆能面博物館 さっきのブレーキ博物館が会社の上だったのに対し ここはどうみても民家です。本当にありがとうございました。 玄関のベルを鳴らし、中におじゃまする。 中にいた方は親切に案内してくれた。 話をきくとこの方はなんと90歳で作務衣を着ていた。 まさしく「職人」、かっこいい。 40年近く能面をつくり続けていて、しかもそれが本業ではないという。 建築業が仕事らしい。 画像は作業場。 そのあとは上野の武骨でラーメンを食べ 上野市場という居酒屋でまったり。 日本酒を久しぶりに注文してみたが 量がよくわからず、2合頼んだら徳利が2つもきた。。。頑張って飲みはしたが。 卒業旅行はインドに決定。
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| 2006-02-07 23:20
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