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さいたまを観光

本当は行田の文学館に行こうと思ってたけれど
時間の都合上、大宮公園駅の盆栽村に行って来た。
てか月曜日だったので、多くの施設は休館なのだ。

で、
盆栽村

盆栽好きの聖地である。
各家は玄関を開け放しにし「~~園」と名乗り庭に自慢の盆栽を展示している。
ある種異様な町でもあるのだ。メインカルチャーのようでサブカルなにおいが。
しかも入場は無料。

場所は東武野田線の大宮公園駅。
東武野田線、多分初めて乗った。
乗ったことのない電車に乗るのはけっこうハァハァである。

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北大宮駅

大宮と名がつくのに、この非繁栄ぶり。
先輩の大好きな小田急線南新宿駅のようでたまらない。
都市の隠れた秘境駅。(言い過ぎか)




すぐに大宮公園駅に到着。
改札で地図をもらい、時間の許す限りウロウロする。



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まずは一軒目、清香園。
庵である。アタマの中でイメージした庵にまさにぴったりのイメージ。
隠居後はこのような庵に住み、白髪と髭を伸ばし常に着物を着てる
達人系の老人になりたい。達人系て。


園内の盆栽は基本的に撮影禁止だった。
だが、盆栽。ひとつひとつを観てみると
これが恐ろしく趣き深い。
盆栽というのはこんなに、良いものだったのか?
園内には百近くの盆栽があったが、どれひとつとして
駄作がない。
正直盆栽を見くびっていた。


○○園

2軒目。
前のとこと比べるとかなりやっつけ具合な園内。
盆栽も綺麗ではあるが、あまり手入れされてなかったり
イマイチ好きになれない作品がけっこうあった。
ここで、あることに気付く。
最初に入ったところが良過ぎたのだ。
素人もうならせるような作品の数々だったし。


蔓青園

ここはかなりレベルの高い作品揃いだったが
全体的に大きくワイルドな盆栽が多く目についた。
盆栽の園にもいろいろ趣向があるようだ。
さながら盆栽もキャラクター主義である。


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松寿園

ちょっと漢字が見つからなかった。本当はさんずいに寿。
ここは時間がなくてあまり観られなかった。
どちらかというと民家ぽい。

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盆栽町郵便局

この名前は熱い。住所も埼玉県さいたま市盆栽町らしいし。
てか村なのか町なのかどっちなのよ?





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そのあとは
さいたま新都心のjohn lennon museumに行って来た。
何故盆栽のあとjohn lennonなのか?
そんなことは私にもわからない。

ちなみにさいたまとjohn lennonは何か関わりがあるのか?
という疑問だが、実際は無いらしい。
オノ・ヨーコの生誕の地でも無いらしい。
大儀名分などどうでも良い、そこにさいたま新都心があり、ミュージアムがあるだけだ。

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アーティスティックな館内。
ちょうど、特別展としてリバプール展をやっていた。
3月あたりに行くと思うのでこれは興味深い。




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サイン。
こうしてみると日本の武士の花押に似ている。
それは気のせいだとしても、ジョン・レノンは日本文化&日本語にけっこう関心あったみたい。
俳句も好きだったらしいし。

展示室内はジョンゆかりの品だらけ、というよりは
ジョンの生まれてからの歴史、ビートルズ結成までの道のり
ヨーコとの出会い、反戦運動などで占められていた。

サイン入りギターやシタールなどは普通にすごいなぁと。
展示室内もおもしろいつくりになっていて、来てみてよかった。
そしてラストの壁に書いてあった文字・・・
この演出に悔しくも少し感動。行った人ならわかるはず。
by a-large | 2006-02-01 19:41


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